2018年 07月 22日
SummerPokettu 感想&考察 3回目 |
SummerPokettu、個別ルート感想&考察
基本蝶の話だけをして終わってしまった蒼ルート感想。
次はこのキャラの話をしよう。
【紬ルート】
真の意味で自分探しをしている少女。
擬人化ヒロイン紬・ヴェンダースだ。
シナリオとしては、蒼と同ジャンルの割とまっとうなギャルゲーっぽいシナリオ。
しかしこちらはどちらかと言えば甘い青春の感じが詰まっている。
もうおっさんとなる自分では体中の血液が砂糖水になるんじゃないかというぐらいの甘さだった。
しかしラストは紬の親友である静久の存在も相まってなかなか素晴らしい終劇となった。
個別ルートの中では一番長い気もするが、良いシナリオだったのは間違いないだろう。
最後はもしろ静久の行動で感動してまう話だった。
ちなみにこの静久さん。
なんとなくこの人を彷彿とさせたのは自分だけだろうか。
ここからが考察タイム。
基本根幹のストーリーにはあまり関わらない紬ルートだけど、ハッキリとしていない事が2つある。
一つは神隠しの考え方。
もう一つは紬が姿を見せなくなった事について。
まず神隠しについて。
神隠しは紬(真)が行方不明になったという話。
神隠しにあった紬(真)は、灯台の中を今でも出れずに彷徨っている。
彷徨っている理由としては自分の取った行動の後悔によるものだった。
そして、灯台の無限ループにハイリが入り込んでしまった時、ハイリが見たのは蝶の集まる大木がそびえ立つあの平原だった。
どうも神隠しには蝶の存在が絡んでるように思えて仕方ない。
もしかしたら無限ループ=「過去に囚われた籠」と似た現象なのかもしれない。
籠の中に張り込んだしろはもあれは無限ループをしているようなもんだった。
紬(真)さんは鳴瀬の女性では無いので、実際に過去に囚われていたわけではないんだろうけど、蝶との関連性を考えるとありえない話でないかもしれない。
しかし考えれば考える程、あの蝶ってろくでも無いもののように思えてきたな。
次に紬の姿を見せる条件。
紬は最後の最後には自分のやりたい事を見つけた事により元の姿に戻ってしまう。
ただ、その前からちょくちょくと姿を見せない事件が起こっていた。
おそらく紬が姿を見せるのは蝶が活性化する夏の間だけあのは間違いない。
あれはそういう奇跡みたいなもんなんだろう。
しかし夏休みの途中から姿が消える事があった。あの姿を見せる能力はパッシブなスキルでは無いのだろうか?
これに関してはいまだピンとくる答えが見えていない。
しいていうなら自分のやりたい事が見えてきたタイミングだったので、存在が希薄になっていたのだろうか。
このあたりはもう一周やり直したほうがいいのかもしれない。
甘さにやられすぎて頭が回っていなかった所もあるし。
今回はここまで。
結局今回も蝶の話をする事になってしまった。
by rakuiti06
| 2018-07-22 16:15