2018年 07月 18日
SummerPokettu 感想&考察 1回目 |
keyの新作、SummerPokettuをクリアした。
あまりに感動した。
久しぶりにKey作品の底力を見た。
この感動を何かにぶつけたいので感想と考察をとにかく書きなぐる事にする。
誰かに読ませるというよりは自分の思いをぶちまけているだけなので、もはやプレイしている人にすらよくわからん文章になっているかもしれないがあまり気にしないでほしい。
【全体感想】
Keyの描く親子の完成形を感じたストーリーだった。
確かにCLANNADと違って世代を渡った親子の絆までは描けていなかったかもしれない。
しかし、一つの親子の繋がりの深さを描いた話としてはこちらに軍配があがるのでは無いだろうか。
親から子への絆だけでなく、子から親への絆も深く描かれた話だった。
うみちゃんの母への愛はそれはもう7つの海を超える物である。
感動しか無い。
夏という季節の描写も良かった。
夏の言葉だけでは表現しにくい、一種の不思議さまであるあの雰囲気がを出すのがなんとも上手い作品だった。
このゲームの話は決して純粋なハッピーエンドでは無い。
色々乗り越えた上でのある種の喪失感もあるような話である。
しかし「眩しさだけは忘れなかった」。この一言は、夏を題材にしたからこそ光る一言ではないだろうか。
感動しか無い(二回目)
ゲームのタイトルにもなっている「ポケット」の使い方はとくかく逸品だった。
今回の話のもう一つの主題としては『籠』がある。
この籠はストーリー上は決して良い意味では使われてはないかった。
楽しい思い出に囚われた先の無さを暗示するような意味で使われたように感じる。
しかし最後には籠をポケットと表現した事で、囚われるものから、ふと思い出す宝物へと印象を変えたように感じる。
この言葉遊びには、一人の読書家として素直にすごいと思った。
感動しか無い(三回目)
【いまだ整理のついていない話】
あまりに面白くて一気に最後までプレイしてしまったが、いまだ理解のできていない部分は結構ある。
何より過去の話が入り乱れてくるとどうも理解できない所がある。
そして何より鏡子さんの存在は本当に謎のままとなった。
籠の事を理解できている傍観者のようだったけど、その理屈がわからない。
これはしろは母との関係性をちゃんと整理しないと答えが見えないように思える。
とりあえず明日から1キャラごとに掘り下げた感想と考察を書こうと思うので、その中で自分の中の疑問点をはっきりさせて回答を考察していこうと思う。
とりあえず今日はここまで。
次はしろは以外の個別ルートの話をしていこうと思う。
by rakuiti06
| 2018-07-18 01:08