2012年 09月 19日
読書感想タイム |
米澤穂信 「さよなら妖精」を読み終えた。
古典部シリーズや〈小市民〉シリーズの作者が一躍飛躍する事になった作品らしいのだが、これはたしかに面白い。面白い上に作りが凄い。
この作者の得意分野「日常の謎」「苦い青春」を書いた話ではあるのだが、「日常の謎」の規模が少し大きい。
この話の場合の日常の謎は、海外の人からみた日本の日常への疑問、になるのだろう。
この話のヒロイン?であるマーヤが、古典部シリーズでいう千反田さんのように疑問を投げかけてくるのである。
主にそれがメインとして進み、最終的には海外の政治情勢などが絡んだ謎へと変化していく。
こう文字にすると小難しい話の様に見えるが、これがちゃんとミステリーになっている。
そして、そこによね米澤先生特有の「苦い青春」の話が加わり、今まで見たことの無いタイプの話が出来上がっていた。
読み終えた後に感じたことのないような余韻に襲われる本だったな。
ただし、終わり方はかなり物悲しい終わり方である。
僕は個人的な趣味として、ストーリーは多少捻くれた物が好きだが、話の終わりは「読んでよかった」とスッキリ終わる物が好みといえば好み。
そういう点では、この話は2回目を読むのが少々しんどい話ではあった。
こう考えると、古典部シリーズってこの作者にしては晴れ晴れとした終わり方のする話なんだなと改めて実感したわ。
今日の記事
同人格闘ゲーム「THE QUEEN OF BATTLERS」頒布開始!
QOHとかEFZのような香りが漂う同人格ゲー。
Keyキャラだけ見たらほとんどEFZの感じも・・・
技表みたらクラナド勢が龍虎の拳パロディでワロタw
古典部シリーズや〈小市民〉シリーズの作者が一躍飛躍する事になった作品らしいのだが、これはたしかに面白い。面白い上に作りが凄い。
この作者の得意分野「日常の謎」「苦い青春」を書いた話ではあるのだが、「日常の謎」の規模が少し大きい。
この話の場合の日常の謎は、海外の人からみた日本の日常への疑問、になるのだろう。
この話のヒロイン?であるマーヤが、古典部シリーズでいう千反田さんのように疑問を投げかけてくるのである。
主にそれがメインとして進み、最終的には海外の政治情勢などが絡んだ謎へと変化していく。
こう文字にすると小難しい話の様に見えるが、これがちゃんとミステリーになっている。
そして、そこによね米澤先生特有の「苦い青春」の話が加わり、今まで見たことの無いタイプの話が出来上がっていた。
読み終えた後に感じたことのないような余韻に襲われる本だったな。
ただし、終わり方はかなり物悲しい終わり方である。
僕は個人的な趣味として、ストーリーは多少捻くれた物が好きだが、話の終わりは「読んでよかった」とスッキリ終わる物が好みといえば好み。
そういう点では、この話は2回目を読むのが少々しんどい話ではあった。
こう考えると、古典部シリーズってこの作者にしては晴れ晴れとした終わり方のする話なんだなと改めて実感したわ。
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技表みたらクラナド勢が龍虎の拳パロディでワロタw
by rakuiti06
| 2012-09-19 02:35